オゾン分解触媒:NOハニカム
セラミックハニカムを用いたオゾン分解触媒/フィルタ
殺菌・ウイルス不活性化・消臭等の機能を有する
オゾン(O3)の安全利用をサポートする環境対策技術です。
機能・作用
オゾン(O3)は強い酸化力を有しており、
殺菌、ウイルスの不活性化、脱臭、脱色などの用途に利用されていますが、
その酸化力ゆえに 有機物に対して毒性を有し、
高濃度では人体にも悪影響を及ぼします。
オゾンの特長を活かし、安全に利用するために
重要な役割を担うのが、当社のオゾン分解触媒・NOハニカムです。
NOハニカムは セラミックハニカムフィルタに触媒を添着したもので、
触媒の作用によって オゾンを酸素(O2)へと分解します。
オゾンによる殺菌・ウイルス不活性化処理が、いま、注目されています。
NOハニカム・触媒作用の原理
仕様情報
【基本仕様】
外観 | 茶褐色ハニカム構造体 | |
触媒材質 | マンガン酸化物 酸化銅 二酸化チタン |
|
比表面積 [m2/g] | 60-70 | |
かさ比重 [g/cm3] | 0.5-0.7 | |
寸法 [mm] (※) | 55×55 | 80×80 |
セル密度 [cpsi] | 210 | 210 |
開口率 [%] | 約65 | 約65 |
※ ハニカム構造体の面寸法は、金型製作により任意設計が可能、
厚み寸法は 切断長さによる調整が可能です。